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カテゴリ: リレー

趣味のこと、それを少しだけ活かせたこと

英語、それも、CALLを使用している先生は1時限目~3時限目まで通しで授業をされます。お昼休みとかに色々な話を事をお聞きするのですが下のイラストはその時のお話から作成することになりました。

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シャドーイングでの授業行った場合の3段階に分けた英語上達の度合い。

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この、二点のイラストは首都大学、明治、法政などで英語を教えられている先生に依頼され作成したもので学会での発表にわかりやすいアクセントとしてイラストを使用したいとの事でした。LETなどの学会に行かれている方は目にされているかもしれません。先生に頼まれたイラストの説明から入りましたが、私は下手の横好きでイラストを描きます。素人同然の絵でも役に立った上手くいったなどの感想をもらえるとうれしいものです。


そこで、今回は私のもう一つの趣味 革細工(レザークラフト)を簡単に紹介したいと思います。本当は教室とかに行きたかったのですがタイミングが合わず独学になってしまいました。
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革細工と言っても簡単なストラップとかを自分用として制作しています。上の写真は市販のビーズを革と合わせてギルティング加工を施し以前作り上げたものです。自分用と言うことで私のカバンとか携帯とかはこの手の物をぶら下げています。今回、下の写真のチャームをカバンにぶら下げていたところある先生からどうしても欲しいと言われその時にいらしたもう一人の先生の分と合わせて二個作成することになりました。それが、これです。
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先生曰くご自身の飼われているネコさんにそっくりだと言うことで私もネコ好きで私のアクセサリーの大半は猫が出てきますその心理を突かれ制作することに。そこで、制作過程を少しだけご紹介します。まず、下絵から制作します。ネコは仕上がったものを上でご紹介させていただきましたのでもう一人の先生が大好きとのことで今回は梟のチャーム作りをお見せしたいと思います。大きさは直径7cm円形。革は円切カッターで抜いておきそれに合わせ下絵を描いていきます。
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この下絵を革の上にのせて上から鉄筆(と書いても若い方にはわからないですよね、簡単に言いますとインクが出なくなったボールペンみたいなものです)で絵をなぞって写し取ります。革にはっきりと下絵を写すため革は少し湿らせておきます。
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下絵を写し終わりましたらスーベルカッターと言う革専用のカッターで下絵の跡に切り込みを入れます。切り込みが入りましたら革細工専用の打ち具で立体感を出していきます。
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分かり難いかもしれませんがキャラの縁が少し丸くなっている感じに見えると思います。次に、彩色を施していくのですが、革の場合染料を使用します。絵具と違い革自体を染め上げていくため、やり直しができません。私の使用している染料は水溶性なので水で薄め使用します。濃くする場合は薄めた染料を何度も重ねて塗り少しずつ色を濃くしていきます。染料は塗ると言うより置くと言う感じで仕上げていきます。tc20170901-8
本来は邪道なのですがアクリル系のホワイト絵具で目とハイライトを入れて完成です。下絵では目を閉じていましたがバランス上あけたほうが良い感じがしました。
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レザーコートで保護と艶を出したら2mmの革レースで縁をかがります(シングルステッチ技法)。もうすぐ完成です。tc20170901-10
ヌメ革でストラップの部分を作ります。
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完成です。
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お渡ししたところ両先生とも大変喜んでいただけました。

最後に工具の紹介です。
左 スーベルカッター 右上 打刻具 バックグラウンドとバベラ 右下 打ち具 モール
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次のバトンは武蔵野支店のK.T.さんにお願いします。

Y.Michigami

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