カテゴリ: リレー
夏よ来い
同期入社の、K.D.さんよりバトンを受け取りました、本年1月1日付正式入社
システム技術部のS.A.です。
昨年、9月よりお世話になり、約半年が経過しました。
季節は移ろい、春一番が吹き、桜前線の話題も待ち遠しい今日この頃。
私は真夏の季節到来を楽しみにしています、それは趣味の釣りが始められるからに他なりません。
ただでさえ、3桁越えの身体には暑さはこたえ、そもそも夏が大嫌いでしたが、それを押してもなお、熱中してしまう釣りの魅力を少しだけ語らせて頂きます。
狙いは「黒鯛」で別名「チヌ」とも呼称されるタイ科に分類される魚の1種です。
(写真は2016年の釣果で自己最大55㎝の黒鯛)
浅瀬の沿岸域に生息し、河口等の汽水域にもよく進入し、さらに河川の淡水域まで遡上することもあるため、東京湾など、工業地帯の港湾にも多くやって来ます。
冬は深みに落ちて行きますが、本番の夏になると水深1~2mの浅場でも45cm~の大型個体が釣れる事も珍しくありません。
さて、実際の釣りの方法に目を向けますと使用するタックル、いわゆる道具は非常に点数も少なくシンプルです。
まずは、竿とリールです
そして、道糸とハリス、サルカン。写真にはありませんが、後は重り(ガン玉)です。
そして、最盛期の真夏は「イ貝」と呼ばれるカラス貝の1種が最高の餌となります。
仕掛けはシンプルそのもの、イ貝に重りを付けた針を通すだけです。
ポイントは主に、イ貝の付着のある堤防等になります。その堤防のヘチ(淵)目掛けて、仕掛けを落とし込んでいきます、そして移動し落とし込み更に移動し落とし込む。
常に歩きながら釣り続けるこの釣り方ではウキを使用しませんので、魚の食いついた「アタリ」は、竿を持った手に伝わる感触や道糸のフケ具合(よれ具合)のみで取ります。
ちなみに、この釣り方は黒鯛の「ヘチ釣り」や「落とし込み」などと呼ばれています。
黒鯛は神経質で落とし込みが不自然だと見向きもせず、また「アタリ」は繊細で、いわゆる合わせが難しく、微妙な速度や強さの違いで釣果に大きな差が出ます。
よって熟練者でも、ひと月以上まるまるボウズ(釣れない事)も普通にあり、なかなか忍耐が必要な釣りかもしれません。
しかしながら、時合とポイントによっては1日に複数枚の釣果も。
長々と書き連ねてしまいましたが、アクションカムで撮影した実際の映像がありますので、宜しければご覧下さい。
ご覧の通り、黒鯛の引きは非常に強く、1度味わうと忘れられません。
(画像をクリックで動画が再生します)
釣行の際はハーネスにアクションカムを身に着け撮影しながら釣っています。
最後に、少しでもこの釣りの魅力を感じて頂ければ幸いです。
真夏の本格的シーズンを夢見つつ、日々の業務に精進致します、最後までご覧いただきありがとうございました!
次のバトンは、文教営業部M.M.さんにお渡しします、よろしくお願いします!
S.A.