カテゴリ: リレー
涙を流すこと
企業・公共営業部のT.S.さんからバトンを受けた同じ部のM.Uです。
30数年前にモロッコ・モハメッド5世劇場のPA設備を設計することになり、劇場の勉強のため劇団四季のコーラスラインを見に行ったのがきっかけで、それ以来ミュージカルの重厚なオーケストラの音、鮮烈な照明、そして劇場の独特な匂いが大好きになりました。
今までラマンチャの男、屋根の上のバイオリン弾き、ミス・サイゴン、ラ・カージュ 、オペラ座の怪人などトニー賞受賞作品は必ず見ているのですが、その中でも1つの作品が新たなミュージカルの魅力を加えてくれました。
レ・ミゼラブルを体感(見るのではなく)して気が付いたのが“人目を憚らず涙を流す気持ち良さ”
大人になって涙を流すことがなくなり、しかも悲しみでなく音楽に感動、物語に共感して涙を流すことの気持ち良さ。
あと何回気持ちの良い涙を流すことが出来るか?人生が長くなっていても、沢山の出会いは数えるほどだと思っています。
これからも多くの物語に出会うことを期待したいと思います。
次回はR.Hさんにバトンをお渡しいたします。