カテゴリ: リレー
月下老人
2016年1月1日にtotsu Cultureへ登場して以来、2度目の登板となります。前回は週1回中国語講座を受講していることについて書きましたが、2021年3月にその講座を“卒業”し、今は自習を続けています。
コロナ禍になる前は、自分の実力を試すべく年に1回、台北や北京へ一人旅に出かけていましたので、今回は以前訪れた台北で出会った恋愛の神様、「月下老人」について書きたいと思います。月下老人の伝説は、唐の時代、韋固という人物が旅先で月明かりの下、不思議な老人に出会い、その老人から未来の妻を予言されたという故事に由来するそうです。私が知る限り、台北市内には、月下老人が2箇所で祀られています。1つ目は、「台北龍山寺」であり、2つ目は、「台北霞海城隍廟」です。
台北龍山寺外観(一部写真を加工しています)
台北龍山寺内観(一部写真を加工しています)
台北霞海城隍廟外観(この日は雨で珍しく参拝客が少ないです)
月下老人(写真は台中にある鹿港天后宮の月下老人)
このうち、縁結びのパワースポットとして特に有名なのが、「台北霞海城隍廟」です。私自身3回ほど訪れていますが、いつも地元の人達や観光客で賑わっています。ただ、参拝方法が少々複雑で、私も3回目に訪問した際、日本語が話せるボランティアの方にたまたま出会ったお蔭で、ようやく正しい参拝方法が分かりました。(私の語学力はまだまだですね・・・。)
台北霞海城隍廟参拝方法
台北霞海城隍廟のお守り(この中に鉛金と紅絲線が入っています)
なお、月下老人(ご利益:恋愛成就)で有名な「台北霞海城隍廟」ですが、城隍爺(ご利益:無事息災)、三十八義勇公(ご利益:旅の安全、厄除け)、城隍夫人(ご利益:夫婦・家庭円満)、菩薩(ご利益:知恵と心の平安を授ける)など、他にも様々な神様が祀られています。
まだまだ海外旅行へ出掛けられる状況ではありませんが、台北を訪れる機会があれば、また是非足を運んでみたいスポットの一つです。
次回は、同じアパートに住んでいた、S.O.さんにバトンをお渡しします。
M.Sugita