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新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
H.O.さんからスペシャリストなんて言われてしまうと、背中にいきなり氷を入れられたみたいに、新年から身が引きしまり、背筋がピンと伸びる思いがいたします。みなさま本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、自分がいま住んでいるところは東急池上線の沿線なのですが、みなさま池上線をご存知でしょうか?自分はここに引っ越してくるまで乗ったこともなかったですし、その存在すら知りませんでした。池上線は蒲田-五反田間の約11キロの距離をおよそ30分で結ぶ、短い3両編成の路線で、その沿線にある「戸越銀座」や「雪が谷大塚」の駅名でピンとくる方や、少し年輩の方ですと昭和歌謡の名曲「池上線」(西島三重子さんが歌う、哀愁が漂いすぎる男女の別れの曲で、その歌詞の一部、「電車が古くてドアもまともに閉まらず隙間風がびゅーびゅーで寒い」みたいな歌詞が池上線のイメージを著しく損なわせているということで、東急側からクレームがあったというエピソードが、個人的には好きです)を思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(今は隙間風で寒くはないけど、哀愁は漂っている3両編成の東急池上線、旗の台駅ホームより)
そんな昭和ロマンがあふれ出る東急池上線ですが、もともとは池上本門寺へ参詣する人のために開業した路線であって、自分も池上線沿線に引っ越ししてきてから2年、去年、一昨年と池上本門寺に初詣に行っており、3年目の今年も池上本門寺に初詣へ行ってまいりました。
池上本門寺は日蓮聖人が入滅された霊場ということで、けっこう由緒正しいお寺です(自分の地元でも日蓮聖人にまつわる伝説、たとえば猿島の白猿や角なしサザエ伝説なんかがあって、なんとなく縁があったりします)。また、境内には力道山のお墓があったり、お寺周辺には美味しい葛餅屋さんがあったり、ここのおみくじは凶がよく出ると、やはり毎年池上本門寺に初詣に行っているという、自分の所属する部署の要石、Jさんとの間でもっぱらの噂だったりもします(ちにみに自分は一昨年に凶を引き、めでたく結婚することができました。結婚って素敵ですよね)。東急池上線の池上駅より徒歩10分ほどで池上本門寺の総門(入口の門)に到着し、96段もある階段をぜーぜー息を切らせのぼり、仁王門をくぐって右手の手水舎で手と口を清めてから、頭がよくなるように煙をかぶり、お賽銭を入れ、みなさまのご健勝を祈願して、いざ凶だらけのおみくじ(個人的な感想)を、がらがらがらがら、ぽん。
28番!
(ネタとしては弱い、吉!)
おみくじの吉凶順はその場所によってさまざまなようですが、ここでは「大吉>吉>半吉>末吉>凶>半凶>大凶」の順になっています。しかし半凶もあるなんて、どれだけ凶が好きなんでしょうね。あとQRコード付きで、スマホなんかに取り込んでおけば境内に結んだあとでも確認できるのが、なかなか現代風でいいですね。よく読むと「商売は利益がない」とか悲しいことが書いてありますが、顧客へのサポート業務を主とするわが部署では「利益ももちろん大事だが、利益ばかりではなく、真にお客様の為になにができるのかを考え続ければ吉となる」という意味なのだろうと解釈しようと思います。
次のバトンはそんなCS部門サポートメンテナンス部の若きクリーンナップM.M.さんに渡したいと思います。
M.Arai