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『いばらぎ』じゃなくて、『いばらき』です!
今日はエイプリルフール、信じるか信じないかはあなた次第です!茨城県(いばらきけん)は全国魅力度ランキング連続ワースト1位です、逆に誉れ高き栄誉。とにかく平らで広くて温暖な気候、人口は約290万人で第11位(震災後減ってきた)、住宅敷地面積は全国1位、工場立地面積も1位、農業生産額は北海道に次ぎ第2位、特に私の住んでいる八千代町は白菜出荷額全国1位です。意外と皆さんのお役に立ってます。
毎日車30分電車徒歩2時間、計2時間半かけて通勤していますが生まれ育った町、こんなど田舎でも自分には一番です。六本木とのギャップが意外とネタになります。
年明け1月23日は全国的に大雪でした。とにかく敷地が広いので雪かきだけでも大変です。通路と通りまでの雪かきだけで2時間以上。結局この日は車がラッセル状態で身動きが取れず近所の農家に頼みバケット付きトラクターで雪をどかしてもらい出勤しました。普段からの近所付き合いは大切ですね!
今の時期はあたり一面トンネルだらけ(ビニールハウスの事を言います)、本当に眩しいです。春白菜が多いですね、4月上旬から東京市場に出荷が始まるとお値段もぐっと安くなってくるでしょう。他にレタスも多く栽培農家が組合を作り仲買人を通さずスーパーやファストフード店と直接契約をして年間を通しての安定供給で大きな利益を上げている頭の良い経営者もいますね。近所では農家がLEXUS上級モデル、普通に持ってます。
5月の大型連休には一斉に田植えが始まります。6月頃には稲も生長し「緑一色」本当に美しい、心が休まりますね。10年位前までは二反(20a)の田んぼに自分でコシヒカリを作付けしていましたよ。私の家は農家だったので子供のころから良く手伝いをしていました。だから荷物を持つコツは体で覚えています。
太陽パネルが設置される前は牛舎でした。ホルスタインが草を食んでいました。経営は厳しく高齢化、後継者無しなんでしょうか。土地は十分にありますから10年間固定買取でこのほうが利益が出るんでしょね。
昨年4月から日野自動車古河工場が稼働しました。国内自動車メーカーでは50年ぶりの新工場建設だそうです。大型トラックを年間5万台生産可能な超大型工場は70haの敷地が必要で県内でもここしかなかったようです。ここは松林だったので子供のころは良くキノコ採りに行きましたね。2300人も従業員がいるらしいのですが敷地で人間をほとんど見かけません。飲食店もまったくできないし。コンビニが工場内にあるそうです。今どきですねえ。
住めば都とは言いますが、公共交通機関もなくそう遠くない将来を考えると自動運転車の出現は必然なのだと深~く考えてしまいます。やはり若者は職業の選択肢の多い東京に目が向いています。一極集中ってやつですね。地方の疲弊がどんどん早まっているような気がしてなりません。とはいえ、「ICTが世の中を変える」と言いますが、10年後には今では考えられない働き方をしているかもしれませんね、地方の活性化にも期待します。来年は二人の息子たちが社会人となる予定です。まあ、自分も色々と考える年になりました。
次は、営業の気持ちを良く分かってくださる全社の要、管理部門長にバトンをお渡しします。そうだっ、『いばらぎ』じゃなくて『いばらき』ですからね!もう間違えちゃダメですよ。
S.Takahashi