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海で遊んだ一年間
武蔵野支店のイケメンS.K.さんよりバトンを預かりました、茨城営業所のH.U.です。
私自身は旅行や遠出をする事が少ないので、今年一年の地元の海について書かせて頂きます。
茨城に生まれ海岸沿いで育ち、今でこそ海から離れたところに住んではおりますが、週末は祖母が営む旅館がある阿字ヶ浦海岸に娘と遊びに出かけています。
寒い時期とはいえ、娘は海沿いで遊ぶのが大好きなのです。
しかしながら阿字ヶ浦海岸は昔ほどの活気がありません。
昔の阿字ヶ浦は、夏に300万人程の集客を誇る「東洋のナポリ」と呼ばれる程のリゾート地でした。
遠浅で砂浜が広く、それでも観光者が多すぎてパラソルも立てられないほど活気に溢れた海岸でした。
現在の夏の海も素晴らしいのですが、
砂浜は以前の1/3程の広さになり、数十センチ進むと急に深くなってしまう様な、子供たちには遊びにくい海となってしまいました。上の写真と見比べて頂けると、砂浜の広さや、海側で遊んでいる方々の減少がわかるかと思います。
活気にあふれた海岸沿いの街並みも、店をたたんで空き家になっている場所が多々あり、このままでは娘が遊べる阿字ヶ浦海岸がいずれ無くなってしまうのではないかと感じていました。
少しでも観光に訪れるお客様が増えていってくれればと思い、私は阿字ヶ浦にあるボランティア団体に所属しました。団体は、年中遊べる海を目指して「100年先も豊かに暮らせる海(街)をつくる」をモットーに、定期的に催し物の開催や、新しい物事を行えるような場所づくりを行っています。
春にはマルシェを開催し、海水浴以外の提案としてのんびり過ごせる海の楽しみ方を体感して頂きました。
夏には、毎年海岸で行っていた「ランタンナイト」の集客数を上げる為、
空き地を活用して夜のマルシェの開催や、ミュージシャンを交えて多くの人に楽しんで頂けるイベントの開催をしました。
秋には都内の有識者の皆様達とディスカッションを交えながら、阿字ヶ浦海岸の課題と、街を支えられる様な物事を考える会を行いました。
現在は、海岸沿いの空き家を活用して、子供たちの遊び場や地元の方々・集まれる場所を作り、
近くの空き地にはグランピングが楽しめる場所を作りました。
全ての物事に係れるほど私に力はありませんし、「東洋のナポリ」にの様なにぎやかな環境に戻すことは出来なくとも、新しい阿字ヶ浦としてオーストラリアのバイロンベイの様なのんびりした時間を過ごしていける海岸を作っていければと思います。
次回のバトンは、台湾旅行でご一緒させて頂いたシステムインテグレーション部のM.T.さん、よろしくお願いいたしまーす!
H.U.