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京都 太秦界隈
大阪支店のT.Kです。
私の住んでいる隣町の太秦を、久しぶりにのんびりと散策してみました。
昔、日本映画の中心地だった地域を歩いていきます。
家から北へ20分ほど歩くと、広隆寺(国宝 弥勒菩薩半跏像)門前に出ます。前が三条通で、嵐山に向かう京福電鉄(通称嵐電)が西へ向かって走っていきます。
嵐電を横に眺め、大映通り商店街へと進んでいきます。
少し歩くと、三吉稲荷(さんきちいなり)神社、映画人 牧野省三碑が建てられています。
現在の神社は、鳥居・玉垣など多くの映画関係者から寄進されています。
商店街から少し南へ歩くと、大映株式会社京都撮影所跡地の碑があります。現在は市立中学校になっています。
私が子供のころは、カツラをつけ着物姿の役者さんが食事や休憩に商店街に出られている姿がみられました。街灯も今はカメラのデザインです。
商店街のスーパーの前にある大魔神像(古い人は昔の大映映画でご存じかも)
三条通を挟んで北側の住宅地の奥に、東映株式会社京都撮影所があります。ここで、水戸黄門など時代劇を撮影していました。スタジオが何棟もならび、その東側がオープンセットを利用した東映太秦映画村になります。
商店街を抜けると三条通に合流、さらに少し歩くと産学官連携の看板が目につきます。ここを曲がり住宅地の奥には
2009年にリニューアルした松竹撮影所(本館とスタジオが新しくなりました。奥にはオープンセットもあります)
ここで、必殺シリーズが撮影されました。
産学連携で、立命館大学映像学部が使用するのはR1、R2スタジオです。
京都で観光客にメジャーなところではありませんが、映画・TV関係では知られる地域をご紹介しました。
次回はT.Kさんにバトンをお渡しいたします。