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湘南の風邪

皆様こんにちは、あるいはこんばんは。

神奈川支店のYさんからバトンを受け取りました、同じく神奈川支店の新卒Iです。

この時期のブログだと社員の皆様には今年の6月終わり~7月初めにあった「あのイベント」について書くと予想されそうですが、ここはあえて入社して早3か月、大学生気分の抜けない社内最年少のある日の休日を紹介いたします。

6月某日、遊ぶ約束をしていた我々バスケットボールサークルの面々(卒業生3、在校生1の謎フォーメーション)はいつも通り集合時間以外無計画でした。僕が車で集合場所に行き、全員を乗せると、一人が「海辺をドライブしたい」と言い出しました。それなら僕の地元周辺だ!ということで皆様大好き(?)サザンビーチのある茅ヶ崎市へ。

湘南の風邪

突然の飯テロ、早速お昼ごはんです。皆様はこの食べ物の名前が分かりますでしょうか、これは「ポキライス」といいます。ポキって何でしょうね、調べてみました。

・「ポキ」とは、刺身を小さくカットしたものをしょうゆや食用油をベースに作った調味料に漬け込んだ、ハワイのローカルフードのこと。ハワイ語で「小さく切る」や「切身」「スライスする」などの意味を持つ。

らしいです。語感がかわいいですよね「ポキ」、意味を知らないのに定番メニューっぽく記載されていたので、ついつい選んでしまいました。

その後なんだかんだありましてそのまま鎌倉へ行くことに、まさにノープラン。

湘南の風邪

海辺のドライブは気持ちがいいですね、心が洗われます。(写真は助手席に座っていた後輩にもらいました。行きは撮り忘れたらしく帰りの写真です)

鎌倉へ向かっていると、偶然神奈中バスが前を走り、バスの後ろにある広告が…。

湘南の風邪

抹茶ソフトです。食べない理由がありませんね。僕と助手席に乗っていた後輩の意志は凄まじいほど固かったです。

このほかにもスイーツを食べ歩き、我々一行は「やはり鎌倉に来たならここに行こう」ということで、鶴岡八幡宮ですね、周辺を散策しました。

湘南の風邪

湘南の風邪

湘南の風邪

自然はいいですね、これが「マイナスイオンを感じる」ということなのでしょう。

その後も鎌倉の自然をふらふら散策し、夕飯は抹茶ソフトを見つけた際の僕らのようなドライブスルー派の強固たる意志により、車内でまったり食べ、それぞれの家に送り届けて解散。はしゃぎすぎて翌日の日曜日は若干の風邪気味でした。

いかがでしたでしょうか。皆様もたまにはノープランで行き当たりばったりな休日を過ごしてはみませんか。

さて、ここからは新卒が続きます。次回は千葉支店の同じく新卒Wさんにバトンを繋ぎます!

よろしくお願いいたします。

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ディストピアにようこそ

ブログをご覧の皆さまこんにちは。
大阪支店のIさんからバトンを受け取りました、神奈川支店のYです。

ぼくが東通産業に入社して、まもなく5ヶ月ほど。このブログのことは入社前に目を通していたため知っていましたが、まさかこれほど早く自分の順番が回ってくるとは…!
とはいえその間、Iさんが経験されたような劇的な体験があったわけでもなく。お題など特にないフリーテーマとのことですので、無難に最近読んで面白かった小説を紹介することにします。

ディストピアにようこそ
1984年(原題:Nineteen Eighty-Four)
著者:ジョージ・オーウェル
出版:1949年

7年ぶりの再読です。ぼくは幼少期に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作を見てからというもの、今に至るまでずっとSF好きなのですが、その中でも“暗黒の未来”ものなんて言われたりする「ディストピア」というサブジャンルがとりわけ好みです。(上述したBTTFの二部作目にも少しそんな要素がありますね)
そんなディストピアSF作品の中でも「1984年」は後の文化に小さくない影響を及ぼしたと言われる傑作で、その筋ではとても有名な作品でもあります。大枠の内容としては、核によって荒廃した第三次世界大戦後の近未来世界を舞台に、徹底した管理社会を築き、全体主義を推し進める政府と、そんな体制に疑問を持ってしまった男の抵抗と苦悩が描かれます。

「戦争は平和なり」、「自由は隷従なり」、「無知は力なり」と謳い、政府が国家間の戦争から個人の感情、果ては生殖までコントロールする手法(政策)が緻密に描写される本作。
中でもぼくの印象に残ったのは、作中で「ニュースピーク」と呼ばれる政策です。これは、「ある概念を表現する言葉が存在しないものは、そもそも思い付きようがない」という考えに基づき、「単語や文法を整理・削減した新しい言語(ニュースピーク)を国民に浸透させることにより、国民に意識させず政府にとって都合の悪い思考を排除する」というものです。
それは確かにとリアリティを感じさせる手法であり、どこかメッセージアプリやSNSの普及によって、短文でのコミュニケーション機会が増えた現代の我々にも通ずるところがあるのではと考えさせられます。

他にも「最近、現実にそんな話を聞いたことがあるような…」というような内容がチラホラと。この小説を1940年代に書いた作者の先見性と想像力には脱帽です。
全編に渡って暗く、閉塞的なトーン。衝撃的な結末もあり、決して娯楽的とは言い難い物語なので好みが別れると思いますが、色々と考えさせられ、印象に残る作品であることは間違いないと思います。
この夏、読む本を探しているという方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

それでは、ぼくからは4月に入社したIさんにバトンを繋ぎます。
Iさん、よろしくお願いします。

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