常磐大学大学院様
水戸(見和)から学問の中心地東京(芝浦)へ発信
ビデオ会議を使った遠隔講義システム
導入の背景
常磐大学大学院被害者学研究科は、被害者問題に詳しい専門家育成を目的として開設されました。 近年犯罪被害者への支援は欧米に比べ大きく立ち遅れていると危機感を持たれ、そして学際的、包括的な研究、地域を問わない修学意欲に応えることが急務と感じられていました。
導入時のポイント・効果
時間、場所を選ばない講義環境
被害者学という新しい学問分野における現状は、多忙な大学院教員だけでなく、官公庁や企業で活躍する社会人の方も修学されており、時間的制約や場所的制約を克服することが、最大の課題でありました。 速やかに環境整備を望まれ、一般的なビデオ会議システムのみでは不十分であるといった様々な意見や要望が出されました。
やりたいことが簡単にできる
「使う教材を相手側に簡単に提示したい。」「相手側の質問者の顔を見ながら質問を受け、回答したい。」「教材には、ビデオだけでなく、様々な資料を活用したい。」「事例や参考となる対応方法などをインターネットから検索して閲覧させたい。」「専任オペレーターに頼ることなく、やりたい事を簡単に行いたい。」「どちらかが常に主ではなく、どちらからでも、主として使いたい。」「映像は綺麗な方がよく、ビデオ会議システムメーカーの比較をしてみたい。」これら様々な意見を取り入れながら、 機器や収納卓のレイアウト、画面表示の位置に至る細かなところまで留意し、システムを設計、施工いたしました。
履修チャンスをもっと広げたい
講義映像音声を録画し、欠席した学生が後日自由に履修できるような機能も付加されていますので、時間や場所にとらわれることなく履修チャンスが広がります。これからも修学を希望する方々にリアルタイムに履修できるだけでなく、地方から発信することで資源の活用、活性化が図られ大きな期待が向けられています。他専攻科でも本システムの利用を前向きに検討されていると伺いました。 弊社も及ばずながらお役に立てるようお手伝いして参りたいと考えております。
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