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事例

東京大学大学院様 数理科学研究科

貴重な講義映像をデータ化し、いつでも視聴可能に ブロードバンドネットワーク時代のビデオ配信システム

 主な講義・セミナーを記録したい  記録した映像をデータ化し、簡単に視聴できるようにしたい。  かつ、数理科学に関する教育研究も兼ねた最新システムであること。 お客様のこういったご希望に沿い、当社首都圏営業部では、東京大学大学院数理科学研究科(駒場キャンパス)に「数理科学情報教育システム」を導入させていただきました。 同システムは「撮影」「編集」「配信」の3つのセクションからなるストリーミングビデオ配信システムです。例えば、学生はwwwブラウザを利用し、学内外の遠隔地からライブで、またはサーバーに蓄積されたデータを引き出すオンデマンド形式で、自由に講義を受講することが可能になります。履修科目以外の興味のある講義を聴く、復習に役立てるなど、学生の学ぶ意欲に応えます。

1.講義を撮影する

1.講義を撮影する

 撮影システムとして、3つの講義室に、集音マイクとドームビデオカメラを設置。収録操作は、カメラコントローラーとビデオデッキ(3セット)を備えたビデオ機器室に集中化しているため、講義中にカメラ操作に煩わされることがなく、また、小人数で複数箇所の収録を行うことができます。

2.編集する

2.編集する

 ビデオ編集は、当社オリジナルのノンリニアビデオ編集システム「DV Station MP2」(2セット)で行います。どちらのパソコンでも同じように編集作業を進められるように、ハードディスクをファイバーチャンネルのネットワーク(SAN)で接続し、編集データを共有しています。

3.配信する

3.配信する
写真/特記なきは弊社撮影(写真の転載、転用はお断りします。)

 配信システムは、編集したビデオデータをサーバーにのせるためのキャプチャーPC「RVcapture-1001t」とリアルビデオサーバー「Rvserver-1002t」で構成。サーバーにビデオデータを蓄積し、オンデマンド形式で、または、講義映像を直接キャプチャーPCに送れば、ライブで映像配信が可能です。

4.視聴する

4.視聴する

 各自のパソコン(リアルプレーヤー)で、講義を自由に視聴。  同システムの特徴は、講義やセミナーを記録しておくだけでなく、ネットワーク配信することで、必要な情報をより手軽に手に入れられることです。当社では、これからもブロードバンドネットワーク時代にふさわしい映像配信システムをお届していきたいと考えています。 (本文中、お客様の敬称は省略させていただきました)

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