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東京電機大学様

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52教室 全てに統一したAVシステムを導入
レーザープロジェクターで明るい教育環境を実現

東京電機大学様 プレゼンテーションホール(952人収容)4K画質で250インチ スクリーン

Special Interview

東京電機大学様 Top Interview

東京電機大学様 Top Interview

「教育現場が求めるこれからの方向性とは」 理工学部長 柏崎教授に伺いました

導入背景

1907年に設立された東京電機大学は理工学部を1977年より埼玉県 鳩山町に開設。「技術は人なり」を教育理念に掲げ多くの優秀な人材を世の中に輩出してきました。今回、優れた教育研究環境を整備できるよう最新レーザー光源プロジェクターを軸に統一したAV機器を全ての教室に導入し一貫した維持管理ができるよう提案させて頂きました。

システム内容

◆プレゼンテーションホール HDの4倍画質となる4K SXRD プロジェクターを背面投影しました。高精細な映像表現はもとより、HD画質にて2画面同時表示( 動画と PC 詳細情報等)を可能とし多くの学生が一度に講義やガイダンスをより分り易く受講できます。 ハイスペックPCを接続すればCADデータを原寸大でリアルに表現でき建築・設計関連の授業にも活用できる汎用性も選定理由の一つでした。 ◆中教室 レーザー光源としては 世界最高輝度のプロジェクター(2014 年7月時点) を教育界に先がけて導入されました。 明るさだけでなく小さな文字までシャープに再現し、電源ONからの起動時間も6秒、ランプ切れの心配もなく学生の方々にストレスを与えることなく講義を進められます。 ◆教卓 操作卓は 近年多く採用されているタッチパネルではなく敢えて確実な操作感のあるボタン方式を採用。先生方が安心感をもって授業に臨めることを最優先しました。機器は先生のIDカードを操作卓にをかざすだけで使用が可能となり、音量においては自動的にフェーダーが初期設定値へスライドするため、音が出ない等の操作ミスを無くす工夫がされています。使い勝手の良さの拘りとしては、先生が資料を広げやすいよう机を通常よりも長めにしてスペースを確保することや、持ち込みの機器も戸惑いなく接続できるよう教卓の内側に取り外し可能な電源タップを設置する等、 授業導線に無駄がなくAV 技術と什器をうまく組み合わせ 効率的な講義が行えるように配慮しました。

教卓

カードリーダーまで全て清潔感のある 白に統一された操作卓 カードリーダーまで全て清潔感のある 白に統一された操作卓

◆メディア教室 今後、教育形態がどのように変化しても対応できるようマルチ画面の教室も2部屋完備しました。9面の構成は教卓のレイアウトボタンでどの画面に どのような素材(ブルーレイ・PC 等)を 表示するかを簡単に選択できます。講義をされる先生ご自身の発想によって教育スタイルも自由に変えていくことができます。

165インチの9面マルチディスプレイ 165インチの9面マルチディスプレイ

◆会議室 レーザー光源プロジェクターを3台設置し 会議形態に合わせて それぞれ別の素材を表示可能としました。将来的には、3画面を1画面につなぎ合わせ(ブレンディング)、横長の素材を全体表示させることも視野に入れています。

レーザー光源プロジェクター VPL- FHZ700 を3台 横並びに天吊り レーザー光源プロジェクター VPL- FHZ700 を3台 横並びに天吊り

◆管理室  全教室の機器を一括管理できるシステム(AVMS) を導入。PC上のソフトウエアで各教室の状況を確認し、遠隔からプロジェクターの電源ON /OFF や詳細設定まで行えます。万が一、トラブルが発生した場合にも 即座に対応ができ、講義への影響を極力少なくすることが可能です。また、システムの使用頻度や教室利用状況の統計も取れ 今後の導入機器の検討材料としても役立てられます。

管理室

今後の展望

機器や技術が発展し複雑化していく教育現場で、問われる「わかりやすさ」。今回、東京電機大学がご要望されたことは ー 誰もが使いたいと思えるシンプルさ ー 導入後、実際に教壇に立たれる先生からは「一見してわかりやすいのが一番いい」、担当の方は「導入初日からスムーズに講義が行われ、一度も操作について問い合わせを受けていない」と 評価を 頂きました。 「わかりやすさ」を生む 小さな工夫は、技術進化がめざましい時代だからこそ、重要になっていくと考えられます。今後も顧客ニーズを把握することに注力し「お客様にとって特別なもの」をご提供していきます。 写真/東京電機大学・弊社撮影(写真の転載、転用はお断り致します。)

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